プログラミングスクールを修了すれば、IT業界に転職して新たなキャリアをスタートさせることができるのではないかと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
プログラミングスクールで貴重なスキルや知識を身につけることはできますが、スクールでの学習だけでは実務経験にならないことを理解したほうがよいでしょう。
基本的に求人はありますが、転職保障コースとかでなければ期待しないほうが吉でしょう。
この記事では、プログラミングスクールに通った私の体験談を交え、転職が難しい理由を解説します。
スクール内での学習だけでは実務経験には及ばない
プログラミングスクールで学ぶことは大切ですが、実際の仕事で必要とされるスキルや知識は多岐にわたります。
スクール内での学習だけでは実務経験には及ばず、企業にとっては求められる人材として十分に評価されない場合があります。
あくまで基礎を学ぶだけなので、プログラミングスクールの受講が大きく評価されることはないでしょう。
競争力の高い人材が多数存在する
プログラミングスクールには、同じように転職を目指す多数の人が在籍していることがあります。
そのため、競争力の高い人材が多数存在する状況になり、求人に応募しても選考に落ちることが多くなります。
高額な費用を捻出し、自ら勉強をする意思をもった人たちの集まりなので競争は厳しいです。
待遇の良い求人があっても、プログラミングスクールの受講実績のみで採用されることは難しそうです。
キャリアアップに繋がらないコースがある
結局のところ、受講されるコース次第なところもあります。
プログラミングスクールには、就職を目指すコースと教養としてのスキルアップを目指すコースがあります。
就職を目指す転職保証のようなコースは、ある程度のスキルが身につけばIT業界へ転職できるでしょう。
私が受講したテックアカデミーのAIコースは、前者で正直言ってすぐに仕事にできるレベルではないと感じました。
そのほかのスクールやコースも同じような場合が多々あるようです。
参考：私のところに来た求人
AIコース終了後、テックアカデミーキャリアという求人のシステムに登録できるようになりました。
地方都市、30代前半男性、希望年収450万円以上で登録してみました。
来た求人の一例を以下に提示します。
年収：280万円〜
※上記は残業代40時間分/月を含みます。
昇給年１回以上（業績やスキルにより変動あり）
AI、Pythonも特に関係のないような求人でした。
AIコースのように、具体的なキャリアアップを目指していないものだとこんなもんなのでしょうか。
まとめ
コースにもよりますが、明確にキャリアアップを目的としたコース以外での転職は難しいと思われたほうが良いと思います。
ただし、やはり今後はAIのスキルはどの業種にも必須となるでしょう。
早い段階で習得すれば、先行者利益で有利な立場になれるはずです！
転職目当てでは期待しないほうが良いですが、今後のキャリアのことを考えると、プログラミングスクールの受講で損することはないでしょう。
待遇さえ気にしなければ求人は来るので、最低限のリスクヘッジにはなるような気もします。
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