私は専門実践教育訓練給付金制度を利用してテックアカデミーのAIコースを受講しました。
いくつかのサービスや書籍などで勉強してきましたが、やや学習の効率が落ちてきたので受講を決めました。
受講の結果メリット・デメリットがよくわかったので解説します。
プログラミングスクールについて調べていらっしゃる方はヨイショ記事ばかりでうんざりではないでしょうか。
私は実際に受講しましたので、リアルな感想をお伝えしようと思います。デメリットも余すことなく伝えます。
メリット
受講期間中はいつでも質問できる
自由に質問できるのが一番のメリットだと思います。
Teratail（無料で回答を募るヤフー知恵袋のようなサービス）で解決することもありますが、あまり期待できません。
その点、プログラミングスクールであればプロが迅速に回答してくれるので安心できます。
わからない点をすぐに解決できると習得のスピードが段違いです。
メンタリングでの進捗管理
メンタリングといって定期的にカウンセリングのようなものを行います。
学習の進捗によってはアドバイスを頂けるようです。
決められた期間での受講完了を心配される方もいらっしゃるとは思いますが、このシステムのおかげでほぼ問題はないと思います。
モチベーションの維持にも一役かってくれるようです。
実は私はこのメンタリングをあまり有効活用できていなかったので、受け売りになってしまいます。
安くないお金払って受講するので有効活用されるのがおすすめです。
わかりやすいテキスト・課題
見出しそのままです。
テキストはやはり非常にわかりやすいです。
ある程度有名なプログラミングスクールであればノウハウが蓄積されているので心配ないでしょう。
初学者でも順に学んでいけば基礎から応用まで簡単に身に付きます。
遠回りせずに一直線にスキルを身に着けられるのは非常に大きなメリットだと思います。
私はある程度書籍などで独学で学んだあとに受講しましたが、理解の弱かった知識の補強に大いに役立ちました。
独学で行き詰った方にもオススメです。
デメリット
高額（助成を使わない場合）
これにつきます。
結局、後述するデメリットも高額であるから出てくる不満のようなものです。
数週間で最低10万円～はかかるのでそれを考えると厳しい目で見てしまいます。
ただし、専門実践教育訓練給付金制度が利用できる対象講座であれば自己負担を3割に抑えられるのでこちらのデメリットはほぼ解消されます。
助成を使わない場合、受講する側からするとコスパはあまりよくないですが、プログラミングスクール運営のコストなどを考えると金額は妥当だとは思っています。
頻回なメンタリングや迅速な質問への対応など、コストは多くかかっているはずです。
うまく上記のシステムを使える方はだいぶお得だと思います。
（人によっては）内容が簡単すぎる
結局どこまでの習得を求めるかによりますが、割と簡単だと思います。
私が受講したテックアカデミーのAIコースを受講完了しても、実際にAIを専門とした現場で業務を行うのは難しいレベルだと思いました。
正直、書籍以上のレベルの内容はなさそうです。
受講の体験を見てみると、どこのスクールも似たり寄ったりのようです。
（エンジニアとしての転職を考えているなら転職保証コースなどをオススメします）
転職用のコースでない限り、教養習得や、他業種での活用を目的として受講をするべきだと思います。
専門性はそれほど高くないですが、「医療の現場でAIの可能性を模索する」という私の目的に対しては十分でした。
基本は独学である
「プログラミングスクール」とは言っても、学校のように教室で授業を受けるようなスタイルではありません。
テキストを読んだり、動画を見て自習→(あれば)課題を提出する。と言った感じです。
ただし、これは正直メリットと捉えると方もいるでしょう。周りを気にすることなく自分のペースで勉強できます。
効率よく進められる方ならどんどん進めていけるでしょう。
逆にプログラミングの素養がない場合で習得がのんびりでも、メンタリング・質問のシステムがあるので、あまり心配はしなくていいとは思います。
まとめ
最短でプログラミングスキルを身に付けたいならベストな選択肢ではないかと考えます。
時間があれば書籍などで勉強するのでいいとは思ってます。
ただし、なんといっても高額です。
非常に大きな懸念点です。
よく考えてからの受講をおすすめします。
専門実践教育訓練給付制度が利用できる講座なら3割負担で受講できるのでコスパは非常によいと思います。
他に給付を受けたい講座がないならプログラミングスクールをとりあえず受講するのはいい選択肢です。
情報化社会で習得したスキルが無駄になることはないでしょう。
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